綿引さん(城里)、建具で金賞 技能グランプリ 県勢8年ぶり
熟練技能者が優れた技を競い合う「第31回技能グランプリ」(厚生労働省など主催)が19~22日、愛知県常滑市で開かれ、建具に出場した石塚木工所(城里町)の綿引康之さん(51)が同職種1位の厚生労働大臣賞(金賞)に輝いた。
同大会は2年に1度開催され、今回は28職種に344人が出場した。本県からは4職種5人が出場。金賞は各職種1人に贈られる。本県勢の金賞受賞は、2012年の第27回大会以来8年ぶり16人目。
石塚木工所の社長を務める綿引さんは連続3回目の出場。これまでに銀賞、銅賞も受賞しているが「次回は出場しないつもりだったので、何位になってもいいと思い精いっぱいやった。金賞は目標だった。素直にうれしい」と話した。
(2021.2.23茨城新聞より抜粋)